エキサイティングもつ誕
割れ〜んばかりの歓声を〜 背に受け挑めよみーれっじー!…という感じのコンサートを聴き終わり、ホクホクであります。
指揮者がとにかくモーツァルト大好きで、
だけど自分がモーツァルトを聴きに行くと、α波が誘発されるのか、いつも寝てしまう、
α波は良いけれど、ひょっとして刺激やワクワク感のある演奏に触れていないのでは?
と思い、
本当にワクワクするモーツァルトはどのオケでもできるわけではない、自分が学生時代に結成して、18年にもなるオケならそれができる、ということで今回のコンサートが企画されたとのこと。(開演前のプレトークで言ってました)
交響曲第1番、クリアな演奏。プレトークで言われていた、41番のドレファミが使われているということを改めて発見。
で、こっから。
休憩後の41番は全員「暗譜」での演奏…
オケで暗譜って、まずやらないです。
譜面台が取っ払われ、奏者の方々も最初は身の置き所に戸惑った感じがありましたが、演奏が始まったらそのエネルギーたるや。
2楽章3楽章あたりはやらかしもあったっぽいですが、まあほとんど気になりません。
弦楽器はボウイング(弓をどこで下にひく・上にひくか、また弓の元の方から弾き始めるか、先の方から弾き始めるか等)も合わせるべきところ以外はフリーでした。
譜面がないと、奏者同士のアンサンブルとか、指揮者とのコンタクトとりまくりなのはもちろんですが、
やっぱり一人一人が「今音楽をやってるのは自分だ」っていうのがバシバシ出てましたね。
よくよく考えると、普段私たちは譜面に弾かされてる面もあるわけで。
そんなこんなで、最後の方のバイオリンの音の鳴りとかが半端なかった。ビシビシ来てました。
終わった後は大拍手ですよ。そんなわけで冒頭のミレッジに繋がります。(強引) ( ミレッジもういないけど…)
出し切って、アンコールは無いかと思いきや、指揮者が「これもやってみたかった」とのことで、4楽章を立奏。
解放感もあるでしょうし、さらに自由度が増した演奏でした。
今日の指揮者が、立ち上がるのが好きなのはよ〜く知っています。
暗譜大作戦は、この椅子からも自由になったアンコールで完成した感じですね。
というわけで、野球とは全く関係ない内容でお送りしました。
一応、演奏会概要を貼っておきます。
横浜シンフォニエッタ 第11回演奏会
山田和樹[指揮]
菊池洋子[ピアノ]
オールモーツァルト プログラム
交響曲 第1番
ピアノ協奏曲 第22番
交響曲第41番「ジュピター」【暗譜による演奏】
23時からのスワローズTVに間に合う時間に帰れました…